Major fire rips through roof of iconic Notre-Dame cathedral in Paris | The Japan Times

A massive fire engulfed the roof of Notre Dame Cathedral in the heart of the French capital Monday, shooting up its long spire and sending thick plumes of
— 読み進める www.japantimes.co.jp/news/2019/04/16/world/major-fire-rips-roof-iconic-notre-dame-cathedral-paris/

ノートルダムが燃えた。

これは災害である。

そう思うとこの世界遺産の消失をテレビなどで目の当たりにすると、必然的に911や311などの悲劇が目に浮かぶ。

 

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春秋
2019年4月17日 1:14

「金閣寺全焼す」「国宝・古美術品灰燼(かいじん)」。1950年7月2日未明、京都市の金閣寺が放火によって焼け落ちた事件を、当時の本紙も大々的に報じている。この寺院こそ「日本的性格の粋」であったという建築史家の談話などで紙面は埋まり、衝撃ぶりがわかるのだ。

▼京都に神社仏閣は数々あれど、足利義満ゆかりの、黄金に輝く寺の炎上は社会にひときわ強い喪失感をもたらした。事件を題材に三島由紀夫が「金閣寺」を世に問い、水上勉が「五番町夕霧楼」を書いたのもうなずける。そんな金閣寺よりも歴史の古い、パリのノートルダム寺院が火災に遭った。失火の疑いがあるという。

▼火が出たのは夕暮れを待つひとときだったらしい。日本人観光客も目立つ大聖堂の周辺はセーヌ川の風光すばらしく、カフェには客がさんざめき、パリの雰囲気を満喫できるところである。そこから見上げる寺院が炎に包まれ、尖塔(せんとう)が崩落していった。市民は賛美歌を歌ってただ鎮火を祈ったそうだ。無念、いかばかりか。

▼パリの街は、ノートルダムの鐘楼からの眺望がいちばんくっきりしている――と鹿島茂さんの「文学的パリガイド」にある。都市がここから広がったことを示す眺めだという。火災の悲しみは大きいが、寺院の骨格が残ったのは救いだ。金閣寺は再建され、室町の記憶をいまに伝える。大聖堂もかくあれと願うのみである。